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毒電波時計

051014
 時刻を合わせるのが面倒なので、最近腕時計も壁掛け時計も電波時計にしている。ところが、この壁掛け時計、時折きっちり10分ずれていることがある。どうやら、電波を受信している最中にあるタイミングで電波状況が悪くなると、受信失敗で断念するのではなく、「受信成功」の表示となり間違った時刻に設定されてしまうことがあるらしい。
 ...ってちょっと待て。どんな符号化の手法を使ったらそんな馬鹿なことが起きるんだ?
 まず、情報通信研究機構日本標準時グループのホームページを覗いてみた...パリティビットが、時と分に対応する1ビットずつ計2ビットしかない???そんないい加減なものなのか。時刻は時・分それぞれ二進化十進数として送出されているので、2ビット誤受信すればたしかにきっちり10分ずれることは起りうる。
 しかし、である。この電波時計、いつも受信するのに15分程かかっている。タイムコードは1分周期で1秒に1ビットずつ60ビットの情報として送出されているようなので、最初の1〜2分はこのタイムコードのサイクルの頭出しに用いられるとしても、そのあと10回以上はタイムコードを受信しているはずである。その10回が10回ともパリティにエラーがなく、しかも互いにデータのつじつまが合っている場合のみ受信成功とするわけではないだろうが、間違った時刻を正しい時刻として認識してしまう確率は、正しく処理すれば限りなくゼロに近づけられるはずである。しかし実際には去年の11月に買ってからこのかた、時刻がちょうど10分ずれていたのは2度や3度ではない。しかも、他のずれ方をしたケースは1度もないことを考えると、これは明らかにこの時計のタイムコード解析プログラムのバグである。パリティの仕組みを考えると、ちょうど10分ずれるのもちょうど1時間ずれるのも本来同様の確率で起きるはずなのである。
 それとも、近所でだれか電波時計を狂わせるための毒電波を流しているのか?(笑)
 決して高い時計ではないのだけど、電波時計の時刻が信用できないってのはどう考えてもマズいよなあ。○ITIZENにクレームつけても、「電波状況が悪いとそういうことも起り得ます」とごまかされるだけだろうし。こういう発覚しにくい欠陥商品って、世の中にかなり出回ってる気がする。

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