« 2005年11月 | トップページ | 2006年1月 »

今年を振り返る(副題:ねんまつつまんね)

 2005年も、もうすぐ終わり。沢山の宿題を来年に積み残したまま、年末年始は普通に仕事の締切に追われている。年明けの4日からちょっと帰省するため、その前に片づけておかないとヤバイ予備校方面の仕事が大量にあるのである。三が日どころか、単なる締切直前の修羅場。1月半ば締切の作曲のコンペも1件抱えているが、帰省と他の仕事の日程を入れて逆算すると、こちらも既に赤信号が点滅している。例年の事ながら、人が働いていない時に働く仕事を全く別ジャンルで2系統抱えている身にとって、年末年始やGWというのは非常に辛い時期である。

 振り返るに、昨年末に引っ越して、今年は新しい環境で心機一転、そろそろ今までやってきたことの成果を刈り取るモードに入りたかったのだが、まだまだグルグルと試行錯誤状態から抜け出せていない。それでも、作詞デビューはご愛嬌としても、バーチャル絵本や実用DVDのBGMの仕事をしたり、いくつかは新しい一歩を踏み出して、芸風を広げつつ自分の力を探ることはできたか。
 ただ、何かもう1つブレイクスルーがないと、音楽活動以外の仕事に飲み込まれそうになってもがいている状況からの脱出にはまだ遠い。未だ手にしてない重要なピースを、なんとか来年こそは手に入れて、次の大きなステージに進まねば、と思う。それが何なのかはまだわからないが、きっと、もっと振れ幅を大きくして未知なる領域に突入していかないと見つからないような気がする。そのためには、目の前の仕事に追われていない時間をいかに多く確保し、その時間をいかに有意義に使うかが重要なのだろう。
 もちろん、振れ幅を大きくするといっても、「いい歌を作りたい」という軸をぶれさせるつもりはないけど。

 ともあれ、まずは目の前の敵と戦わねば。正月気分はとりあえず4日までは封印して。
 皆さまはよいお正月をお送りください...

| | コメント (0) | トラックバック (0)

マイメロで号泣(^^;

 先ほど、ようやく今日締切の曲を提出してきた。今回はなぜかmp3ではなくCDで寄越せということだったので、今朝までアレンジやってた私としては、当然ハンドキャリー。事務所のそばのavexのビルがバブリーなクリスマス仕様になってるのを見て、思わずため息。もう26日か〜。
 今年は仕事に追われて、クリスマス当日はそれらしいことは何もなかったなと思い返したら、1つだけあった。縁あって少しだけお手伝いさせてもらった関係で思わずはまってしまい、最近は欠かさず見るようになっている日曜朝のマイメロだが、昨日も仕事の合間(というよりも、朝まで仕事して仮眠をとる前のひととき)に見始めたら、クリスマス仕様の人情話が本当に丁寧に作られていて、意表を突かれて年甲斐もなく涙腺だだもれ状態になってしまったのである。いや、歳だからこそ涙腺が緩んでいるのかもしれんが。
 他のアニメをそんなに見ているわけではないので、比べるのは失礼かもしれないが、この番組を見ていると、本当にスタッフの作品に対する愛情とこだわりを感じる。今回のような感動話であってもギャグの要素にも手を抜かず、両方の要素がバランスよく相乗効果となるような演出も徹底しているし、毎回ちりばめられている小ネタも、過去の回の話を伏線として知っていると全てが物語世界の中で繋がって、笑いも涙も増幅されるっていうしっかりした作りになっている。(もちろん基本はコメディなので、通常の回は「笑い」がメインなのだけど。) そして、今回はまさにその集大成という感じで、初めて見た人にも普通にいい話として観られるけど、回を重ねて観てきた者にとっては、ほとんどこの回のためだけにずっと前から(ギャグの合間に)積み重ねられてきた伏線が全て機能して、大笑いしながら号泣というエンターテインメントとしては最高の成果を挙げたのである。
 そもそも、曲のコンペに参加しなければ、そして、紆余曲折の結果作詞で参加という縁がなければ、日曜の朝の番組など目にすることすらなかったかもしれないのに、しっかり全ての設定を理解してた上で、登場人物(&登場異生物)への感情移入ができる状態でこの回を観ることができたということは、一つの自分へのご褒美として受け取らせて頂きましょう。1年の締めくくりにいい物を見せていただきました。すばらしい番組スタッフに感謝。
 もちろん、挿入曲を使ったすばらしい演出を見ながら、「そこで自分の曲が流れていればいいのに」という黒い夢のオーラ(←今回のを見た人にはわかるネタ)は出しまくっていたのだが(爆)。
 ちなみに、今日作品を提出したコンペも、他のアニメがらみ。アニメ関係以外の曲も書きたいとは思うが、今はこういう流れなら、まずはここでなんとか成果を出さねば。(悪夢魔法に頼ることなく(笑))

| | コメント (0) | トラックバック (1)

祝日ぅ?

 聞いてないよ〜。
 こういう仕事をしていると世間の休日とはほとんど関係ないので、曜日感覚があやふやになるのだが、最近ジムに通うようになって、定休日の月曜と早仕舞いの土日を把握する必要から今日が何曜日かは大体意識するようになってきた。月曜定休のため中一日のペースを調整しないといけないし、また、行くのは大抵閉館間際なので、平日のつもりで土日に行くと、寒い思いをするだけでなく、日曜の場合は翌日も休みなので非常に長いブランクを作ってしまうことになるため、何度か痛い目にあってそこは学習したのである。でも、サイクルと関係なくやってくる意味不明な祝日だけはダメ。だいたい、世間が意味もなく盛り上がっているクリスマスは休みじゃなく(今年は土日だが)、その直前が祝日なんていうフェイント攻撃はホント迷惑至極。
 というわけで、さっきジムの前まで行って、駐輪場がやけに空いてるなと思い、謎の祝日の存在を思い出した次第(平日は23:30閉館だが、日祝は20:00なのだ)。今週は水曜から木曜にかけて徹夜で曲作り〜歌入れをして、そのまま寝ちまったので、今日行ったとしても中2日だったのである。これだけでもお腹周りが一気に緩んでしまうのが実感としてわかる(涙)。しょうがない、明日朝一で行くか。本当は24日は避けたかったのだが...たとえ仕事以外予定が入ってないとしても。寒さが身にしみるぜ。

 まあでも、なんだかんだいってジム通いを始めてから2ヶ月とちょっと、ずっと平均して2日に1回のペースはキープできているのは、我ながら上出来である。もともと、ダイエット目的ではなく健康維持のために始めたのだが、見た目の成果も多少あらわれてくると欲が出てくる。このままがんばって、なかなか減らない下腹部やわき腹の脂肪を、夏までには海に行っても恥ずかしくないぐらいに絞れるといいのだが。
 そういえば、海水浴なんて最後に行ったのはいつだっけ...(遠い目)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

歌のチカラ

 先週の土曜日、友人のライブを見に行った。こじんまりとしたバーでギターと歌のデュオ。こういう編成だと、ただ普通に歌がうまいだけでは、曲の輪郭をなぞっているだけみたいになっちゃうこともあるのだけど、彼女には歌だけで世界を作り出す力があるので十分に楽しめた。もちろんギターの方とのコンビもよかったのだけど。仕事を途中で放り出して遊びに行った甲斐あり。ただ、仕事の続きのために、ライブ後の飲み会モードの最中に一人終電を気にして帰らねばならなかったのは残念。
 彼女は、もっとこの業界で成功してもいい人材だと思うので、応援してます。
 その日抱えていた仕事もようやく一段落して、今はコンペのための曲制作モード。21日中に(ってもう今日じゃん!)メロと仮詞と歌録りができる程度のラフなオケまで作らないと間に合わないのだが、未だ全然できてましぇん...。大丈夫か?(実は土曜のライブの彼女に、まだ曲も出来ていない時点で、仮歌入れをお願いしてしまっているのである。だからといってヨイショしているわけではないぞ>上の記事)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

特例って何?

 レースが始まってしまってからルールを変えるなんてことが許されるわけがない。そんな当たり前のことに気付かないふりをして世論をあおる愚かなマスコミは許し難い。
 誤解のないように言っておくと、私は浅田真央選手のファンである。世間がミキティフィーバーで盛り上がっている中、たしかフジテレビあたりがずっと浅田真央のことを追いかけていて、それを見てとんでもない天才がいるなと思っていたのだが、案の定彼女は一気にトップに上り詰めた。もちろん、今度のオリンピックには年齢制限に満たずに出られないという話を知って、大変残念に思ったものである。でも、残念に思うことと、前のオリンピックの直後からとっくに始まっている選考レースの途中で「特例を認めろ」などという暴論を吐くのとは、全く次元の違う話である。「年齢制限は根拠がないから撤廃すべきだ」という議論ならまだわかる。年齢制限の存在は容認した上で「特例」というのであれば、次は当然「何歳からなら特例が認められるのか」という議論になるのであって、結局それはルールを変えろと言っているのと同じである。
 今回の件でなおさら腹立たしいのは、本人は「今回は出られないんだ。ふーん」というぐらいに受け止めていたものを、本人の気持ちを全く無視したマスコミが「同情」という押しつけがましい言葉を使って、無理やりストーリーを作ろうとしていることである。確かに、このルールの狭間に出現してしまった超新星にとって、もしかしたら今後のキャリアの中でも一番いい時期のオリンピックに出られないということは、客観的に見て理不尽なことかも知れない。でも、それを言ったら、オリンピックが4年に1回しかないことで同様の理不尽さを味わっている選手も数多くいるのである。それよりも、今はむしろそのルールによって、選考のプレッシャーのかからないところでオリンピック以外のタイトルを総なめにするという伝説を作る特権が彼女に与えられているのだから、余計なことを考えずに天真爛漫に天才ぶりを発揮できる環境を守ってやるのが彼女のためでもあろう。もちろん、彼女もいつかはそのプレッシャーと対峙しなければならない時期は来るのだろうが、それは今である必要はなかったはずである。マスコミの過剰な報道によって、筋違いのプレッシャーを彼女が受けているとすれば、それこそ彼女にとって理不尽なことではないか。
 なんだか、世論だけには敏感な一国の首相までもが無責任な発言を始めたようなので...。この暗い世相の中、数少ない明るい存在である天才少女の話題を、大人たちの利害にまみれたどす黒い話におとしめるのだけはやめてほしいものである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

年の瀬

 気がつけば、12月も半ば。先週末あった毎年恒例の学生時代のバンドサークルのOBのライブパーティも今年は見物だけで、予備校の方の仕事は2006年シーズンの準備が本格化しはじめ、今年はこのまま音楽関係は低調なまま終わるかなと思っていたら、久々に来春に向けてのとある方面の楽曲のコンペの話が飛び込んできて、一気に慌ただしくなってきた。4月の番組改編にむけて、年末に発注が来て、人々が正月モードの時に働き、年明けに提出というパターンが例年多いのだが、今回のは締切が年内に設定されているので、ちょっと大変。まあ、今年はもしかしたら年末の発注すらこないのではないかと思っていたので、よかったといえばよかったのだが...。締切がクリスマス直後ってのも(苦笑)。
 外はすっかり真冬の空気。凍えながらジムから帰ってきたら、オリックス仰木元監督の訃報が...。最後の最後まで、現役野球人として生き抜いた人生は幸せだったのかもしれないけど、でも早すぎます。安らかに。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

揚げポテトの彩りサラダ

051209
 午前0時、ジムの帰りの遅すぎる夕食(といっても、私の今の生活サイクルで言うと、昼食時相当なのだが)をとりにジョナサンへ。冬の新メニュー「揚げポテトの彩りサラダ」が非常に気になったので、思わず注文。ジャガイモ、さつまいも、里芋、蓮根を揚げたものがゴロゴロ乗ってて、どうみても炭水化物たっぷりなので、メインの「和風野菜のおろしハンバーグ」には、ライスをつけずに。これでも十分すぎるボリューム。おいしかったけど、普通にサラダとしてつけるなら、2人で1つでしょう。わたくし的には、蓮根とさつまいもが嬉しかった。

 ジムでせっかく絞ってるのに、そんなに食べちゃダメじゃんと言われそうだが、今は体重は現状維持で、まずは筋肉の必要な所の脂肪を筋肉に転化するってのが当面の課題なので、これでいいのだ。(運動だけしてちゃんと食べないと、仕事をする体力が残ってなかったりするし。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ぬいぐるみ付き初回限定盤

051205
 これが噂の「ぬいぐるみ付き初回限定盤」。見本盤はもらえると思っていたのだが、こちらの限定盤はさすがに来ないだろうと思い、とりあえず記念にamazonで予約していたのである。が、その後事務所から「見本盤、ぬいぐるみ付きとそうでないのが来てるけど、どっちが欲しい?」と言われ、まるで大の男がぬいぐるみなんて滅相もないとでも言うように「通常盤でいいです」と答えたのだが、実は自腹でゲットしていたのである(苦笑)。(事情のわからない方は、サイドバーにある「参加作品」参照)

 さすがにいつまでもこの愛らしいお姿が男の一人所帯に鎮座しているのもアレなので、クリスマス前に親戚の子どもにあげることにした。手放す前に写真撮影という次第。残念ながら、実家方面ではテレビ東京系列は放送していないのだけど。まあ、これならアニメを知らなくても喜んでくれるだろう。

 最近音楽業界を吹き荒れる寒波を受け、最近作曲のコンペの話もめっきり途絶えているのだが、さすがに専門外の作詞デビューで終わりなんて結末はありえないので、また自分からも動き出さねばとマイメロ様に誓う今日この頃。(インチャネさんも発注たのんまっせ。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

技術の空洞化の恐怖

 TVを見ていたら、例の耐震強度偽装の問題について、ある人が、「建築構造士(構造設計がちゃんとできて、その能力のチェックを定期的に受けている人)の人数が絶対的に少なく、しかも、その一番重要な構造士が業界のヒエラルヒーの中で最下層扱いをされているというのが根本の問題」という発言をしていた。まさにその通りだと思う。
 基本的に、技術畑の仕事というのは大変なものである。常に最新の技術動向をフォローしないといけないし、本当の意味でのルーチンワークというものは存在しない。さらに、高度に細分化が進んでいるため、自分の担当している分野の概要すら他人に理解させることは困難な場合も多く、その技術が世の中にとって必要不可欠なものであるということを正しく理解しているのは自分だけという深刻な孤独(それは往々にして本人の思い込み等ではなく真実である)を常に抱えている。また、技術の細分化は、自分自身のその仕事に対する思い入れを維持しにくくする要因ともなる。そして、一部の先端的な研究開発に携わっている者を除く大多数の技術者にとって、その仕事の成果は、「何も不具合が発生しなかった」ということとしてしか表れず、逆に、クローズアップされるのは常にトラブルが発生した時である。
 このように、高い技術力を要し、縁の下の力持ち的な存在である技術職、理系職の人間が、今の世の中あまりにも不当な扱いを受けている気がしてならない。「勝ち組」「負け組」等というイヤな言葉があるが、本当に高い能力を持っていて、その能力を必要としている分野で役立てようとしている人が、表立った評価は受けにくい(高収入にも結びつきにくい)理系の職種であるというだけで負け組というレッテルを張られてしまっているのである。当然優秀な人材は技術職を敬遠するようになり(その中には堀江某のような迷惑な勘違い人種も出現し)、技術畑は圧倒的な人材不足に陥る。すると、能力のある技術職の人にはさらに負担が集中することになり、なおさら敬遠されてなり手がいなくなるという悪循環が起こる。当然技術者のモラルも低下する。そして、ただでさえ減っている技術職の中でも優秀な人材が、先端技術の開発に回されてしまうと、成熟した従来技術の保持運用という、本来最も層が厚くてしかるべきところに全く技術力が残らないことになってしまうのである。技術の内容自体はどんどん高度化していくのに、人的資本としての技術力が低下するというのは、非常に危険な状況である。
 このままでは、技術大国としての日本のバブルが崩壊するのも時間の問題。今回の強度偽装マンションのスカスカの鉄筋は、まさにその象徴であろう。さらに、これからあの間違ったゆとり教育世代が台頭してくると、本当にどんなひどい状況になるか、想像するだに恐ろしい。
 技術の空洞化の悪循環を断つには、技術職を努力すれば報われる魅力的なものとし、そこに優秀な人材を取り戻すための待遇面の整備や、育成システムの整備等、企業レベル及び国策レベルの努力が必要なのは当然だが、それ以前に、まず世間一般が技術職に対してもっと敬意を持つべきであろう。世の中、経理と営業だけでは何も始まらないこと、そして、生活のあらゆる場面で技術者の努力の成果の恩恵を受けていることを、そろそろ真剣に理解しないと、ひずみはもはや限界まできている。
 例の耐震強度偽装問題でも、あの一級建築士の確信犯的犯行のために、建築士という職業自体のイメージを悪化させ、志す者がいなくなるような悪循環を起さないように、マスコミや国は十分配慮してほしい。もちろん、その前提として、事件の背後にある歪んだヒエラルヒーを徹底して正すということが必要である。

 私のようなエンジニア崩れには言われたくないと言われそうだけど(苦笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2005年11月 | トップページ | 2006年1月 »