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マイメロ1年目終了

 縁あって(笑)はまってしまったマイメロも、先日の日曜が1年目の最終回。夏以降、なんだかんだ言ってほとんど毎週リアルタイムで見ていたのだが、今回は仕事のドタバタのために、録画で鑑賞。アニメというものをここまではまって欠かさず見たのなんて、いつ以来だろう。2年目の新シリーズもあるとはいえ、最終回にはクリスマス回と同じように涙腺が決壊するのではないかと思ってたのだが、スタッフは感動の最終回を演出するつもりは毛頭なく今回はネタに徹することにしたようで(笑)ドタバタ劇のまま、一気に2年目に突入の様子。あの電波ソングを、全国のテレビの前の子供たちは一緒に歌ったのだろうか(爆)。件のEDも、ラス前の回では思いっきりネタとしても使って頂き、今回で無事お役御免。とりあえず、これまで見たことのないようなおもろいものを1年間見ることができたのは幸せ。どんなに仕事でボコボコになっていても週に1回は確実にハイテンションになれる時間があるってのも、非常にありがたかった。
 来週以降も...とりあえず録画はセットしておこう(苦笑)。

 知らない人のために。テレビ東京系アニメ「おねがいマイメロディ」とは、公式には、サンリオキャラクターの「マイメロディ」が主人公の女の子と共に魔法の力で人々の大切な夢を守ってゆく、「明るくて楽しいキュートなラブコメディ」ということになっているのだが、そのコメディの部分のクオリティが異常に高く、マイメロが究極の天然(?)ボケキャラとして描かれ、あのサンリオのキャラクターとしてはありえないような扱いを受けていたり、ツッコミ役として新登場した異色サンリオキャラのクロミと相棒のバクや、個性豊かな人間キャラたちがまたいい味を出していたりと、「シュールでハイテンションなスラプスティックコメディ」という側面を併せ持ち、子供たちだけでなく親の世代にもうっかりはまってしまう人が続出した問題作。スタッフの中では「オーバークオリティ」というのがキーワードになっていたらしく、ギャグの伏線の引きかたにしても、音楽を使った演出にしても、全てが徹底している。
 白状すると、私は渡部チェル氏のサントラも買ってしまいましたよ。「夢見るチカラ」が収録されているという理由ではなく。(もちろん、今風の劇伴というものの勉強のためということはあるのだけど。) 前出の「オーバークオリティ」という言葉も、サントラの付録の、私もお世話になったインチャネのディレクター氏や渡部チェル氏たちの対談の中で出てきたもの。オーバークオリティが許されて、しかも評価されるというのは、何かを作る仕事をしている者にとっては、非常に幸せなこと。仕事でなくても、人生を楽しむ上での1つのキーワードでもあるよなあ。

 そういえば、「怪物ランド」の平光琢也氏が、今アニメ等の音響監督として活躍しているということを、マイメロのおかげで初めて知った。我々の世代なら、深夜のコント番組「ウソップランド」とかにはまった人は多いだろう。(私もその一人。) 音楽の使い方も重要な意味を持つマイメロのクオリティはこの人に支えられていた部分も大きいのだろう。

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