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「夜のピクニック」恩田陸

 夕食がてら仕事するつもりで行ったファミレスで、ちょっと読み始めたら止まらなくなり、つい最後まで読んでしまった(苦笑)。
 この前に読んでいたのが小川洋子の「博士の愛した数式」だったのだが、別に「本屋大賞」つながりで読み始めたわけでも、また映画の公開に合わせたわけでもなく、以前この物語の前夜を描いた短編を先に読んでしまっていたので、文庫が出たのを見て買っただけである。こういうタイミングで読むのは流行りに乗っかったみたいでひねくれものの私としてはちょっとイヤだが、そうやって斜に構えて敬遠していると後で後悔するというのもこの歳になってようやく学習したので、そこはためらわず。
 こういう甘酸っぱい青臭い話は、読む側が理屈をこねてもしょうがない。読んだまま感じたまま、それ以上でもそれ以下でもない。好きか嫌いかと言われれば好き、それだけで十分。ただ、これをどうやって映画化したのかというのはちょっと興味はある。理屈ではないぶん、むしろ映像的なのかもしれないが。
 そういえば、映画の方の情報では、半分同郷であることを言い訳に年甲斐もなく密かにファンであるところの加藤ローサ(彼女は半分イタリア出身、半分鹿児島出身である)がちょっと出ているらしいというのが気になっていたのだが、本を読んで、それがどの役なのかすぐ分かってしまい、思わず笑ってしまった。確かに、今この役にキャスティングするとしたら、彼女しかないわな。

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