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ベルギー王立美術館展

 オフの最後は、やっぱり芸術の秋ということで、久々に美術展に行こうと上野へ。ダリは数年前にも「ダリ展」としてやってたのに行ったので、今回は国立西洋美術館の「ベルギー王立美術館展」へ。
 聖書や神話の逸話に題材を取った作品や、妙に教訓めいた作品、ひたすら写実的な作品とかは、正直言ってあまり面白くなかった。それぞれの作品の時代背景や技法の推移などをちゃんと理解して鑑賞すれば楽しめるのだろうが、ベルギーの美術史全体から幅広く集められた展示なので、全体として説明不足で、音声ガイドも借りなかった(←これはあまり好きではないのだ)ので、ピンとこないまま終わってしまったのは残念。途中、展示フロアのイスに置かれた今回の展示の図録で、今まで眺めた作品をもう一度解説付きで見たら、そっちの方が面白くて、しばらく休憩がてら図録を読んでいたのだが、それはなんだか本末転倒な気も...。
 そういう中でも、一番印象に残ったのは、ルネ・マグリットの「光の帝国」。年代が近い方が自然に受け入れられるのは当然かも知れないが。構図のアイディアも明確だし。あと、フェルナン・クノップフの「シューマンを聴きながら」も、妙に記憶に残っている。(勝手に「頭痛にバファリン」というサブタイトルを付けたのは内緒。)
 朝から歩き回っているので、結構足が棒になりながらも、常設展まで一通り鑑賞。帰り際には、国立で買えなかったたい焼きの代わりにベルギー王室御用達のお菓子を購入。(なんか違う?)

 これで、ひとり上手な3日間のオフは終了。一番の収穫は...昼間起きている生活にとりあえず戻れたこと。(それかい!) 問題はこれをいつまで維持できるかだな。

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コメント

私もマグリットの「光の帝国」は大好きです。
我が家のピアノの上に、この絵のポストカードが飾ってあります。
中学の美術の教科書に載っていたのですが、初めて観た時は
写真みたい!と思いました。
基本的にマグリットの作品はどれも好きです☆
美術館へ行くといつも思うのは、絵画の鑑賞にはけっこう
宗教の知識が必要だったり、音楽よりもルールがあいまいで
難しいなぁという印象なのですが、妹に言わせれば、
どっちもどっちだそうです。。。

投稿: ユミコ | 2006.12.01 17:06

>ユミコさん
どっちもどっち...どうなのでしょうね。
確かに、クラシックのコンサート等で、曲の背景やストーリー等の紹介があった上で聴くとようやくイメージの焦点が合って楽しめるけど、そうでないといまいちよくわからず退屈ということはありますね。
ただ、クラシックな絵画とクラシックな音楽の根本的な違いは、音楽の場合は今この時代に生きている演者が演じているという時点で、否応なく現代に引き寄せられているという点だと思います。絵画の場合は、制作された時代のままの物を鑑賞するわけで、どうしてもそのギャップを知識等で埋める必要がある場合が多くなるのかな、と思ったり。
もちろん、時代を超えて(予備知識もなくても)強烈な印象を与えてくれる作品というのもあるのですが。

「光の帝国」が写真だったら、ちょっとホラーですね(笑)。

投稿: hiro-s | 2006.12.02 18:59

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