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「いちばんきれいな水」

 前からちょっと気になっていた作品なので、この機会に豊洲まで足をのばしてみた。
 ある病気で精神年齢8歳のまま11年間眠り続ける姉が突然3日間だけ目を覚ましたという設定の、ちょっと不思議な一期一会の物語。幼少のころは一緒に過ごしたのだし、寝顔は毎日見ているのだから、一期一会というのとはちょっと違うかもしれないが、やはりその言葉が一番ぴったりくる。もちろん、そこには(男にはなかなかわかりにくい)「姉妹」という関係性もあるのだろうけど。加藤ローサと菅野莉央というキャスティングは大成功。精神年齢8歳の19歳という役を、イヤミなく(演技でもなく(笑))演じられる加藤ローサと、天才子役の菅野莉央。まさにこれしかない組合せである。
 せわしない日々の中で、ふっと時間が空いた時にでも見たい、あったかくかわいらしい映画である。(といっても、東京での公開は、渋谷シネクイントのレイトショウを除き、今日で最後なのだが。)
 しかし、去年の夏に撮影した、夏休みの物語の映画なのに、今年の10月に公開というのはちょっと不思議。たしかに、夏休み映画の大作の山の中に埋もれさせるのは得策ではなかったのかもしれないが、中高生層の入りはどうだったのだろう。ちなみに、この日は当然のことながら若い主婦層中心。

 ユナイテッド・シネマ豊洲のみ併映のスピンアウトストーリー「夏美のなつ」は...三井不動産による「ららぽーと豊洲」(このユナイテッド・シネマ豊洲も入っている)を中心とした再開発地域のプロモーションフィルム。いや、別にそれを上映するのは構わないのだけど、本編上映後やたら長いインターバルをとって、その間無音のまま照明はついた状態で待機させられたので、客席を流れる声も立ててはいけないようなビミョーな緊張感がなんとも言えず(苦笑)。

 その「ららぽーと豊洲」だが、10月5日にオープンしたばかりらしい。最近よくある非常に近代的な作りの大型ショッピングモールである。週末はともかく、平日の昼間はまさに主婦と子供と老夫婦のためのワンダーランド。土日の関係ない私としては、安くてそこそこうまいランチの選択肢も豊富で、映画館もありという、この手の商業施設がそばにある暮らしというのは結構うらやましい。ただし、食事中子供の泣き声は我慢しないといけないが。
061115_1 上映前にちょっと時間があったので場内をうろうろしてたら、最近話題の「キッザニア東京」を発見。なるほど、これがあるのがここだったのか。その後、サンマルクカフェで元祖チョコクロを初めて食う。上映後には「餃子の福包」で、焼き餃子と坦々豆腐と高菜ひき肉飯で腹ごしらえ。どれもうまかったのだが、店員の致命的なミスにより、非常に残念な印象に。いつも思うことだが、ミスを1つするのは仕方ない。でも、そのフォローを失敗してさらにミスの上塗りをするのは、客は許さない。(...でも、やっぱり料理自体は安くてうまいので、もう一度食いに行きたいと思っていたり。どう考えてもビールを頼みたいメニューで、夜の部があるので我慢してしまったのが、なんとも心残りなのである。)

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