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「ピアノの森」

 もう1枚借りていたDVD、映画「ピアノの森」を観賞。無防備に観ていたら、なんだか涙がぼろぼろ出てきてヤバい(笑)。映画は、物語が始まったばかりのところで終わるのだけど、だからこそこれから始まる彼らの本当の物語への予感に震えるのだ。無自覚な天才の目覚め、かつて翼を失った者のその天才に賭ける想い、努力の秀才とその天才の出会いと葛藤、どれも普遍的なテーマではあるけれど、それらがギュッと濃縮されて、美しいピアノの音色と結びついて生まれた珠玉の作品。
 多分、映画で描かれた着地点あたりが、彼らにとって一番美しくある意味一番幸せな季節だろう。そのはかなさに思いを馳せてオジサンはまた涙するのだ。そして思う。一ノ瀬海のように生まれたわけではなく、雨宮修平のように生きてきたわけでもない自分でも、もう一度自分のことを好きになって、まだ前に進むことができるだろうか、と。

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