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Perfume「GAME」

 週末にようやく連載第2回の原稿も仕上げて一息ついて、何か自分へのご褒美が欲しかったので、AmazonでCDを買う。このところ服部克久の「音楽畑」シリーズを買い揃えようとしているのだが、今回はその16・17に加えて、どうしても気になっていたある新譜を併せて発注。それが...(年甲斐もなく)Perfumeの「GAME」。

 TVのCMで「ポリリズム」とか「Baby cruising Love」とかを聴いて、その耳に残る心地よいテクノサウンドを、「一昔前の近未来」風に演出されたアイドルがやってるというので、これは面白いとは思っていたのだが、中田ヤスタカが手がけているということで納得。単に「萌え」を提供すればいいという感じでフロントの人数だけ揃えて希釈された退屈なエンターテインメントを垂れ流してる市場に食傷感がある中、音楽としても密度の濃い新鮮で魅力的な内容のものをしっかり作り込んだ上でアイドル市場から発信してきたPerfumeが売れなきゃ嘘である。

 で、先程宅配便が届き、早速試聴してみて...渋谷系テクノとでもいうべきサウンドは、もちろん先人たちはいっぱいいるのだけど、そのテイストを借りてアイドルにかぶせたというのではなく、そのど真ん中にいるクリエーターが自らの美意識を曲げずに作り出している作品の中にアイドルを取り込んだという形で作っているので、借り物感もなく、当たり前のようにクオリティが高い。コードの流れもビートも、この手の心地良さは自分にはツボなので、やられた感でいっぱいである。自分も音楽を作る側からすると、ちょっとくやしい感じもあるのだが、これが爆発的に売れているという状況自体は悪くない。アキバ側からアプローチで聴くようになった人々の耳にも、ちゃんとした音楽が届いているというのは、喜ばしいこと。

 自分もそろそろまた何か作らないと。

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