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3次予選突破。

 サッカー日本代表がタイに3−0で勝ち、オマーンがバーレーンに引き分け以下なら日本とバーレーンの3次予選通過が決定という状況だったのだが、時差の関係でもう1試合の結果が出るのが深夜にずれこんだ。今AFCのHPを確認したら、1−1の引き分けだったようで、思いのほか苦しんだ3次予選も無事突破が決まったようだ。今日も遠藤は2アシストで存在感を見せ、アウェイでの快勝に貢献。まずはおめでとう。中村俊の足の状態が心配だが。
 これで、ホームでのバーレーン戦は、グループ1位通過をかけた試合になるが、今回の予選のフォーマットでは1位通過か2位通過かは最終予選の組合せには全く影響しないようで、最終戦は完全なテストマッチとなる。少しでも故障を抱えた選手は全員休ませたいところだが、そうすると主力はほとんど総取っ換えになってしまい、大事な実戦でのコンビネーション練習の場がもったいない気もするが、どういうメンバーで戦うことになるのだろう。

 そういえば、EURO2008のグループCは大変なことになっているようで。既に1位通過が決まっているオランダは、最後のルーマニア戦は真面目に戦う必要は全くないのだが、もしオランダが負けたら、その時点でフランス対イタリアの試合の結果にかかわらずオランダとルーマニアの予選通過が決まってしまう。(現在の勝ち点は、オランダ6、ルーマニア2、フランスとイタリアが各1) オランダが本気で優勝したいのであれば、フランスにもイタリアにも決勝に進んで欲しくないと考えるのは自然である。その場合、オランダはルーマニアに負ければいいのであるが、その場合も敗退行為が明白なら八百長と同様の不正とみなされるのだろうか?最終的なゴールに向けて最大の利益が得られるような戦略を選択するのは、スポーツでは当然のことだと思うのだが、オランダは嬉しくも困ったジレンマを抱えてしまったことになる。今の状況では、本気で戦ってたまたまルーマニアに負けたとしても、フランスとイタリアからは八百長呼ばわりされるんだろうなあ。

 まあ、EUROは確かに試合のレベルも高く、面白いけど、日本代表のW杯予選をあそこまで軽く扱ってEURO一色にしている「スーパーサッカー」の姿勢には、どうも違和感を感じる。別にナショナリズムを煽る必要はないけど、よその国同士の対戦の方が重要ってのは、それはそれで何かズレてる気がする。そのくせ、そのいち押しのEUROのMCに明らかにサッカーを何も知らないベッキーを持ってきて、試合の解説に明らかに解説者に向いてない小倉氏をもってきて、ぐだぐだの番組作りをしているTBSのせいで、日本のアウェイのオマーン戦の開始時間が日没前になったかと思うと、かなり胸糞悪い。

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ダイヤモンド富士

 6/10〜11の1泊2日で、実家の両親と弟と4人で富士山方面に家族旅行。父もかなり高齢で、諸々の大病を患った結果世間の人々と比べて健康とは言い難い状態でもあり、せっかく遠出をする時ぐらいは独身の息子2人も付き合えということで。羽田で鹿児島から来た両親と合流して、東京から新幹線で新富士、そこからレンタカーで行動。母のほうはバリバリ元気で、日頃から父の運転手としても走り回っているので、レンタカーの運転も私ではなく母の担当。
080615 旅自体は、別にどうということもない物見遊山だったのだが、離れて暮らしてこの歳になると、家族で集まるということ自体が特別なイベントということなのだろう。ただ、宿泊した「休暇村 富士」は、特に期待していなかっただけに、部屋からの景色の素晴らしさにびっくり。「田貫湖」というとぼけた名前のマイナーな小さな湖(私が知らなかっただけ?)の湖畔にあるのだが、客室の窓から望む湖の真正面に富士山が鎮座していて、湖面に映る逆さ富士と合わせてきれいな菱形を形成するのである。しかも、その方角は東なので、年に2回ほど、ちょうど富士の山頂から朝日が昇る日があるらしい。宿泊した日の朝は山頂からの日の出でもなく、もやもかかっていたけれど、それでも湖面に映るシルエットは一見の価値があった。
 「休暇村」というのは、旧厚生省の音頭で国立・国定公園に設置された総合的休養施設で、財団法人休暇村協会が運営しており、全国に36箇所あるらしい。だれでも普通の宿として利用でき、料金は今回の休暇村富士であれば1泊2食付きで1人1万円ちょっと。あの部屋であれば、よっぽどの悪天候でない限り窓からの景色で十分元は取れる。
 ちなみに、両親は東京1泊付きの格安航空券だったので、2日目は東京に泊まって12日に帰ったのだが、その格安航空券とセットのホテルが品川プリンス...。品プリなんて、高級ホテルのイメージがあったのだが、今やそうでもないのか? 去年の正月に福岡で友人と遊んでから鹿児島に帰った際に、九州のどこでも1泊付きの格安航空券を使って博多に泊まったときの宿は、どうみてもビジネスホテルクラスだったのだが...。

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秋葉原という街

 数年前に台東区に引っ越してから、秋葉原は自転車でも行ける距離となり、日比谷線とJRの乗り換えポイントでもあるので、ちょっとした買い物でもよく出かけるようになった。といっても、ほとんどヨドバシカメラで用が足りてしまうので、いわゆる電気街方面には最近はあまり行かない。昨日も、プリンタの調子が悪くそろそろ写真プリントも可能な物に買い替えようと思っていたので、予定通り夕方にヨドバシカメラに出かけた。早起きしていればもしかしたら昼間に出かけた可能性もある。そして、駅を越えた向こう側では昨日の白昼、凄惨な事件が起きていた。もちろん、出かけた時点でその事件のことはニュースで知っていた。

 いわゆるサブカル方面にはそんなに深入りしたことはないので、オタクの聖地としての秋葉原には特に思い入れはない。それでも、25年前に上京してから、生活環境が変わる度に家電の街秋葉原のお世話になってきた。普通の白物家電やオーディオは当然として、上京した当時は、RolandやKORGといった電子楽器メーカーのショールームも秋葉原にあり、高校時代にYMOにはまって「大学に入ったらシンセを買う(買ってもらう)!」と意気込んでいた自分は、名機Jupiter8とかを横目で見ながら、廉価版のMIDI対応ポリシンセの走りであるJX-3Pを購入して音楽活動を開始。社会人になってからは主にMac本体や周辺機器を買うのにソフマップとかをよく利用した。最近では、台東区に引っ越した際に照明器具を買ったのはオノデンで、去年88鍵の電子ピアノを買ったのは元LAOX楽器館のMUSICBOX。

 そんな25年見慣れた街で起きた無差別大量殺人事件。すさんだネット上でのやりとりや、そこに見られる匿名性によって増幅される無責任な悪意を眺めるにつれ、平和に暮らしている人々が思うよりはるかに人の心の壊れ方は進行しているとは思っていたけれど、こんな身近な所でそれが現実のものとなってしまうと、部屋から一歩外に出るのも怖くなる。昨日から、すれ違う人が不審な物を持っていないか必ず手元を確認し、背後を歩く人との距離を常に意識している自分がいる。時間が経てばまたそういう人間不信にも慣れていくのかもしれないが、秋葉原という街の特殊性もあり、今回の事件が東京に住む全ての人の心にぬぐい去れない黒いシミを残したのは確か。怖さとともに、何かひどく悲しい思いでいっぱいになる。

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J2から代表召集

 昨日の続報だが、大久保の穴を埋めるべく、J2広島の佐藤寿人を召集することに決まった(追記注:日刊スポーツの記事の勇み足だったようです。コメント参照)らしい。大久保の役割の代わりができる選手として真っ先に頭に浮かんだのが彼だったのだが、それは岡田監督も同じだったようである。ただ、昨日も触れたが、J2は代表戦のある時期もリーグは休まない。今回の召集で、J1復帰が至上命題(←近年の造語らしいが「至上命令」よりは意味的に収まりがいい)である広島は、リーグ戦3試合をチームの大黒柱を欠いて戦うことになる。
 今回の召集で、J2からでもフル代表に呼ばれることが示されたという見方がされるかもしれないが、どちらかというと、緊急事態でない限りJ2からは召集しにくいということが証明されてしまったように思える。(既にセレッソの香川は呼ばれているが、彼は2つ下の世代であり、若手育成枠という意味合いが強い。) 寿人が大久保の代役のファーストチョイスなのであれば、本来ならば当然代表候補合宿に呼ばれていてしかるべきである。それが、ここにきてサンフレッチェ降格後初召集というのは、いかにJ2からは呼びにくいかという証しである。
 佐藤寿人については、サンフレッチェのJ2降格決定時に選手会長としてとった行動には今でも非常に違和感を覚えている。彼は、京都との入れ替え戦の結果降格が決まった試合の直後に、いち早くチーム残留を表明し、チーム側の立場で他の選手の慰留に努めたのだ。そもそも、チームがJ2に降格するということには、代表クラスの選手や、より高いレベルの環境で成長したい選手が大量に流出するということも織り込み済みのはず。だからこそ、降格だけは避けたいと必死で戦うのだ。しかし、力及ばず降格が決まった時点で、選手は、よりよい環境でプレイするというプロスポーツ選手として当然の選択をする権利があり、また、サッカー界全体を考えてもそうすべきである。そして、選手の立場を代表する選手会長であれば、チームメイトには1プロスポーツ選手として各自にとって最善の選択をするよう促すべきであり、その選択に不当な圧力をかける者に対してこそ抵抗すべきではないか。しかし、彼は、サポーターや経営陣といっしょに選手に対し圧力をかける側に回った。もちろん、それはチームに対する彼の想いからきた自然な行動だったのだろうし、サポーターには感謝されただろうが、選手会長の行動としてはどうなのだろう。彼自身がチームに残る選択をしたのは(代表チームにとっては痛手であったが)それは本人の自由。でもそれは個人としての選択にとどめるべきだったのではないか。結局今期の広島からの大きな流出は駒野1人に留まり、槙野や柏木など若手の伸び盛りの選手が(五輪代表には呼ばれるだろうが)1年間J2に埋もれてしまうことになったのは、本当に望ましい状況だったのか。
 そんな経緯も思い出しつつ、今回の緊急召集劇を非常に複雑な思いで見守っている。

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ヤットのPK

 数日前にようやく今期の締切地獄から解放されて一息ついた中、昨夜はサッカーのアウェイのオマーン戦観戦。(実は、締切真っ只中の2日にも、サッカーの代表戦だけは見ていたのは内緒(^^;)

 灼熱の地での試合が日没前のキックオフというありえない状況だが、それがアウェイの洗礼かと思いきや、ユーロ開幕と両方放送したいTBSの差し金というお粗末な話。(それで、よく「W杯予選史上最も過酷な試合となりました」などと実況で言えるものだ。それは誰のせい?) そんな四面楚歌の中、選手たちはよくやっている。

 日没前の地獄の時間帯に取られた1点に苦しんだ試合だったが、玉田がPKをもらった瞬間に全国の遠藤ファンからの「よっしゃー」という声が聞こえたね。世界でただ一人「PKは時の運」とは言わない男は今日も決めてくれた。その後の相手側のPKで、オマーンの10番が意趣返しのように楢崎の動きを見極めたつもりで弱いボールを楢崎から見て左に蹴ってしっかり止められてたけど、GKの体重移動を読むなんてのは、一朝一夕でできるものではないのだ。あの場面、確かに楢崎は一瞬右に動いたけど、それはどちらかというと右足で踏ん張って左に跳びやすくするための動きであって、遠藤であれば間違いなく逆(楢崎から見て右、キッカーから見て左)に転がしたはず。結局、ヤットのコロコロPKがオマーン選手に与えたトラウマが、相手選手の(おそらく)いつもとは違うPKの蹴り方を誘い、楢崎のファインプレーの呼び水となったのだろう。そう、コロコロPKは、職人以外決して真似をしてはならないのだ。

 そういえば、昼間の親善試合を企画した旅人の代表復帰待望論とかわけのわからないことを言うマスコミもあるが(別に、中田が嫌いなわけではないので誤解なきよう)、南アフリカでの代表の7番は遠藤の物。2010年は遠藤のリベンジの年にしてくれという一心で応援してるので、万一岡田監督が遠藤を外すようなことがあれば、もうサッカーは見なくなるかもしれない...。

 大久保のレッドは頭が痛い。高原の調子が戻らない今、代わりに呼べる選手は誰だ?佐藤寿人あたりが頭に浮かぶが、J2でしかプレイしていない不安と、J2のスケジュールはJ1ほど代表のスケジュールとの調整がなされていない点も気になる。トリノで干されてた大黒もなあ...。幡戸もケガだから、とりあえず順当なところで田代あたりが呼ばれるのか。我那覇はまだこれから調子を上げるとこだし。
 それにしても、大久保がルーニーのように優等生に変身するというのは、無理な注文であったか。FWとしての能力でいうと、代わりのいない選手なので、非常に残念。まあ、夕べのアレは、股間を蹴られて頭が真っ白になったということで、同じ男性としては情状酌量の余地はあるのだけど(苦笑)。

 ともかく、最低限のノルマの引き分けは果たし、1位通過は難しくなったもののオマーンに勝ち点で並ばれるという最悪の自体は免れた日本代表にとっての朗報は、バーレーンがホームでタイに引き分けたこと。もしここでバーレーンが勝っていれば、その時点でバーレーンの3次予選通過が決定してしまい、次のバーレーン対オマーンの試合のバーレーンチームのモチベーションが一気に低下する危険性があったのだ。通過が決まったチームと通過の可能性を残しているチームで、しかも中東のチーム同士、日本に利するような試合展開になるのは考えにくい。でも、タイががんばってくれたおかげで、バーレーンはオマーンに負けるわけにはいかなくなってしまったのだ。もちろん、タイにとっても、わずかながら予選通過の可能性が残ったので、次の日本のアウェイでのタイ戦はガチンコ勝負となるが、そこで勝ってバーレーンがオマーンに引き分け以上であれば、最後のバーレーンとのホーム決戦を消化試合にできる。これは非常に大きい。

 来週のタイ戦、きっちり勝って決めてくれ。内弁慶のタイは、タイのホームでは強敵。ACLでも、鹿島になすすべなく大敗したクルンタイバンクが、鹿島を苦しめた北京国安にホームでは勝っている。しかもアウェイでもバーレーンと互角の戦いをして、チームの雰囲気は上向きのはず。とはいえ、これはまだ3次予選なのだ。こんなところで足踏みをしてる場合じゃない。

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