« ビッグイヤー | トップページ | J2から代表召集 »

ヤットのPK

 数日前にようやく今期の締切地獄から解放されて一息ついた中、昨夜はサッカーのアウェイのオマーン戦観戦。(実は、締切真っ只中の2日にも、サッカーの代表戦だけは見ていたのは内緒(^^;)

 灼熱の地での試合が日没前のキックオフというありえない状況だが、それがアウェイの洗礼かと思いきや、ユーロ開幕と両方放送したいTBSの差し金というお粗末な話。(それで、よく「W杯予選史上最も過酷な試合となりました」などと実況で言えるものだ。それは誰のせい?) そんな四面楚歌の中、選手たちはよくやっている。

 日没前の地獄の時間帯に取られた1点に苦しんだ試合だったが、玉田がPKをもらった瞬間に全国の遠藤ファンからの「よっしゃー」という声が聞こえたね。世界でただ一人「PKは時の運」とは言わない男は今日も決めてくれた。その後の相手側のPKで、オマーンの10番が意趣返しのように楢崎の動きを見極めたつもりで弱いボールを楢崎から見て左に蹴ってしっかり止められてたけど、GKの体重移動を読むなんてのは、一朝一夕でできるものではないのだ。あの場面、確かに楢崎は一瞬右に動いたけど、それはどちらかというと右足で踏ん張って左に跳びやすくするための動きであって、遠藤であれば間違いなく逆(楢崎から見て右、キッカーから見て左)に転がしたはず。結局、ヤットのコロコロPKがオマーン選手に与えたトラウマが、相手選手の(おそらく)いつもとは違うPKの蹴り方を誘い、楢崎のファインプレーの呼び水となったのだろう。そう、コロコロPKは、職人以外決して真似をしてはならないのだ。

 そういえば、昼間の親善試合を企画した旅人の代表復帰待望論とかわけのわからないことを言うマスコミもあるが(別に、中田が嫌いなわけではないので誤解なきよう)、南アフリカでの代表の7番は遠藤の物。2010年は遠藤のリベンジの年にしてくれという一心で応援してるので、万一岡田監督が遠藤を外すようなことがあれば、もうサッカーは見なくなるかもしれない...。

 大久保のレッドは頭が痛い。高原の調子が戻らない今、代わりに呼べる選手は誰だ?佐藤寿人あたりが頭に浮かぶが、J2でしかプレイしていない不安と、J2のスケジュールはJ1ほど代表のスケジュールとの調整がなされていない点も気になる。トリノで干されてた大黒もなあ...。幡戸もケガだから、とりあえず順当なところで田代あたりが呼ばれるのか。我那覇はまだこれから調子を上げるとこだし。
 それにしても、大久保がルーニーのように優等生に変身するというのは、無理な注文であったか。FWとしての能力でいうと、代わりのいない選手なので、非常に残念。まあ、夕べのアレは、股間を蹴られて頭が真っ白になったということで、同じ男性としては情状酌量の余地はあるのだけど(苦笑)。

 ともかく、最低限のノルマの引き分けは果たし、1位通過は難しくなったもののオマーンに勝ち点で並ばれるという最悪の自体は免れた日本代表にとっての朗報は、バーレーンがホームでタイに引き分けたこと。もしここでバーレーンが勝っていれば、その時点でバーレーンの3次予選通過が決定してしまい、次のバーレーン対オマーンの試合のバーレーンチームのモチベーションが一気に低下する危険性があったのだ。通過が決まったチームと通過の可能性を残しているチームで、しかも中東のチーム同士、日本に利するような試合展開になるのは考えにくい。でも、タイががんばってくれたおかげで、バーレーンはオマーンに負けるわけにはいかなくなってしまったのだ。もちろん、タイにとっても、わずかながら予選通過の可能性が残ったので、次の日本のアウェイでのタイ戦はガチンコ勝負となるが、そこで勝ってバーレーンがオマーンに引き分け以上であれば、最後のバーレーンとのホーム決戦を消化試合にできる。これは非常に大きい。

 来週のタイ戦、きっちり勝って決めてくれ。内弁慶のタイは、タイのホームでは強敵。ACLでも、鹿島になすすべなく大敗したクルンタイバンクが、鹿島を苦しめた北京国安にホームでは勝っている。しかもアウェイでもバーレーンと互角の戦いをして、チームの雰囲気は上向きのはず。とはいえ、これはまだ3次予選なのだ。こんなところで足踏みをしてる場合じゃない。

|

« ビッグイヤー | トップページ | J2から代表召集 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/133198/41466189

この記事へのトラックバック一覧です: ヤットのPK:

« ビッグイヤー | トップページ | J2から代表召集 »