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「UMBRELLA」Taro Yashima

100316_1_2  面倒な仕事が一段落したので、なんとなく毎週見ているテレ東の「世界を変える100人の日本人」の録画を視聴。最後は絵本作家の八島太郎の話でした。その名前にどこかで触れたことがあるようなのに思い出せず、鹿児島出身ということでどこかで聞いたのだろうと思っていたのですが、最後に他の作品の映像が流れた時に疑問が氷解しました。なんのことはない、幼少時に彼の作品(絵本)を読んでいたのでした。それが「UMBRELLA(あまがさ)」。自分の傘を買ってもらって早く差したくてたまらない女の子。なのに、お天気続き...というかわいらしい物語。

 女の子の顔に重なって傘が描かれているその妙に印象的な絵柄もですが、黄色のバックに茶色の白抜きロゴという配色とセットでその表紙が脳に刷り込まれていたようで、小1か小2の頃以来見ていなかったはずなのに、テレビに写ったとたん瞬時にして認知できたのにはちょっとびっくり。
100316_2_2  でも、ネットで調べてみて、新たな疑問が...。自分の記憶にあるデザインの表紙で今出ているのは洋書だけで、日本語版の表紙は絵が全然違うのです。女の子の顔と傘という構図は同じなのですが、日本語版の方は全面水彩のソフトなタッチになっており、配色も洋書版の黄色と茶色のインパクトのあるものではなく、ももいろ(主人公の名前も「モモ」です)を基調とした淡い色彩となっています。さすがに、表紙に違う画家の絵を使うなんてことはないはずなので、どちらも八島太郎の描いたものなのだとすれば、日本語版の方は、後年新たに描き直したものなのでしょうか。子供の頃に読んでいたのは、少なくとも中身は英語ではなかったはずなので、表紙が書き直される前の初期の日本語版だったのかもしれません。中の絵柄がどちらの表紙に近いものだったかはさすがに思い出せませんが...。

 久々に読んでみたくなりました。大阪に住んでいた頃以来見かけてないから、もう実家にはないのだろうけど。

 いま急に思い出したこと。この黄色と茶色の配色は、家で飼っていた熱帯魚のえさの容器の配色と同じで、よく目にする配色として印象に残っていたのでした。記憶の奥底にはいろんなものが隠れているものです。先日実家に帰った時に買いに行かされた熱帯魚のえさも、当時と同じ「TetraMin」。○十年間ずっと変わらない独占ブランド。

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