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幾何大王からの挑戦状#5

9月号の問題は、わりと直球の整角四角形の問題です。これまた「5つの顔を持つあいつ」をどこかに作ると解決する問題ですが、4点角問題(整角四角形・整角三角形)のパラメトリックな系列にも属しているので、 http://www.gensu.co.jp/saito/langley/ のページのどれかの系列の中から探してみるとよいかもしれません。(どの系列かはナイショですが、各系列の変化をアニメーションで見ながら、あれを使えそうなアングルを探せばいずれ見つかる?)
締切まではまだ余裕がありますが、証明できたら投稿はお早めに。

Angle05_q 「四角形ABCDにおいて,∠ABD=6°, ∠DBC=18°, ∠BCA=84°, ∠ACD=42° のとき,AD//BC となることを初等幾何で証明してください。」


解答締切は9/12(日)、送付先は、現在発売中の「理系への数学」9月号でご確認を。

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Twitterを使った巧妙な勧誘の手口

 偶然リアルタイムで目撃した、勧誘のため効率的にフォロワーを増やし、さらに宣伝効果を最大にする手法を紹介する。人生やったもん勝ちと思っている人にとってはうまい作戦だろうし、そうでない人にとっては限りなくサギに近い手口だ。自分の認識は後者だが、世の中の実態はやはりやったもん勝ちなんだろうか。

 たとえば、ライブハウスで活動しているぐらいのアマチュアに毛が生えたぐらいのバンドが、そのメンバーの1人の名前でツイッターアカウントを作る。そして、手当たり次第に数百人フォローする。数日経って、フォローバックされた人は残し、それ以外の人のフォローを解除する。そしてまた新たに数百人をフォローする。これを繰り返すことで、フォロー数との乖離をあまり大きくせずに被フォロー数を増やしていく。これはまあ、フォロワーを増やすことに精を出している連中がみんなやっていることだ。
 巧妙なのは、フォローする相手の選び方である。いくつかのキーワードで検索して、ある分野に興味のありそうな候補を探すツールぐらいならいくらでも出回っているのだろうが、重要なのは、相手のフォロー数と被フォロー数が多すぎもせず少なすぎもせずどちらも20人〜80人ぐらいの人を選んでフォローするということだ。
 フォロー数が多すぎる人は、たとえフォローバックされたとしても、フォローしている1人1人にさほど興味を持つとは思えない。フォロー数が1000人を超えているような人は、同じようにフォロワーを増やすゲームをやっている可能性が高く、200人ぐらいでコントロールしている人は、機械的フォローはフォローバックせずに無視する可能性が高い。そして、何よりもフォロー数が多いとメインのタイムラインを流れるツイートの中に埋もれて宣伝効果は低くなる。
 また、被フォロー数は多いのにフォロー数が少ない人は、フォローしたい相手だけをフォローすることに徹していて、なおかつ、フォローしてくる相手を逐一気にしない可能性が高い。
 でも、フォロー数・被フォロー数が多からず少なからずの人は、フォローしてくる相手をそれなりにチェックする可能性が高い。そして、それが明らかなbotや企業アカウントではない、単に「バンドをやっている個人」である場合は、「それも何かの縁」と思って比較的無防備にフォローバックしてしまう可能性も高い。その場合、メインのタイムラインに数十人しかいないため、相互フォローしている相手としてそのバンドの活動のツイートを毎日見ていると、実際に演奏を聴いたこともないのに、そのバンドに対する親近感がわいてしまったりする。もしかしたら、それこそ「何かの縁」でライブに足を運んでくれるかもしれない。自主制作CDを買ってくれるかもしれない。刷り込みによる宣伝効果は抜群だ。あくまでも1個人のアカウントであるというスタンスを保ってさえいれば、「ツイッターで知り合った、相互フォローをしている知り合い」などという勘違いをさせ続けるのは難しくない。
 そして、そういう勘違いをしてくれるありがたい「お客さん」を数千人程度まで増やすのに必要なのはほんの1〜2週間だ。メジャーではないバンドや、その他個人で活動している人にとって、こんなおいしい広告媒体はない。

 多分、フォロー数や被フォロー数も見ながら、フォロー対象を選ぶというのも、出回っている大量フォロー用のツールの持っている機能なのだろう。個人で活動していてなかなかメジャーに認められない人が、そういうツールに手を出すのもわからないでもないが...やっぱり何か違う気がする。拡声器で騒音をまきちらしながら商売をしている移動販売や廃品回収の業者の身勝手さと同じにおいを感じるのだ。しかも、それを楽してやっている感じがより印象が悪い。この話で一番気持ち悪いのは、最初にフォローする側はツールによる機械的なランダムフォローなのに、フォローバックする方がむしろ気持ちの入ったフォローだということだ。

 放っておけばよいものを、なんでこんな話をわざわざしているかというと、さっきちょうどその大量フォローツール使用中の状態を目撃したからだ。数日前にあるアカウントからフォローされ、プロフィールを覗いてみたら、フォローされたばかりのはずなのに自分より後に数百人フォローしてたので、これは大量ランダムフォローだなと思って無視。そして、先ほどたまたまフォロワーが1人減ったのに気づき、それがそのアカウントだったので様子を見に行くと、フォローバックされなかった相手の削除作業が終わり次の大量フォローの真っ最中だったようで、みるみるうちにフォロー数が増えていくのを目の当たりに。その後、また着々とフォローバック数を稼いでいるようである。こういうのを目撃してしまうと、その人がいくら面白い活動をしていても応援しようとは思わなくなるというのは、ナイーブ過ぎる反応なのだろうか?

 (9/6追記:その無作為大量フォローツールは、一度候補に選んだ相手は二度と選ばないというコントロールができないようで、またフォローされた。どうせ2日後には解除されるんだろうが。前にもこのようなことを何度も繰り返した奴がいたが、それも同じことをやってたんだろう。今回はバンドだが、前回繰り返してたのは前回は個人経営の料理屋。バンドそのものや店そのものはへんなものではなさそうだが、やり口は悪質で迷惑な勧誘と何も変わらない。実に不愉快だ。)

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